よくあるご質問(FAQ)

注文から届くまでどのくらいかかりますか?

ご注文をお受けした日から2日以内に発送業務を行いますので、到着までは3~5日程かかります。
商品到着の日付け、時間指定は出来ませんので、ご了承ください。
基本 ネコポスまたはクリックポストにて発送しております。
送料は数量にかかわらず全国一律 500円です。

ギフトラッピングはできますか?

プレゼント包装(贈答用の箱:¥300)をご注文頂きました場合、簡易的なラッピングサービスをしております。
包装紙のデザイン指定できませんので ご了承くださいませ。
なお、Ma&Miシリーズは本サービスがセットになっておりますので、別途ご注文は不要です。

食洗機には対応していますか?

お箸の寿命が短くなってしまうため、あるふぁスティックは 食洗機の使用はあまりお勧めしておりません。
ただし 乾燥機 のみでしたら大丈夫です。

なんですべらないんですか?

魔法をかけたからです。(←スルーしてください)
お箸を滑りにくくする主な加工には、スタットレス加工、ミゾ加工、ザラメ加工、すり漆加工などがあります。
それぞれに一長一短がありますが、あるふぁスティックは職人の手作業による技術や伝統を重視して、すり漆加工を採用しているからです。

Q.“びっくり箸”って、今も売られてますよね? 違うものですか?

はい、 “びっくり箸” というネーミングのお箸は、現在もARROWSさんから販売されています。

そして、明確にお伝えいたします――当店に『びっくり箸』はありません。

この件は、万博開催以降、混同のお声をいただくことが増えており、少なからず混乱を招いております。
そのため、ここでは “公式声明” として改めてご説明いたします。

なお、ここでの説明は、どちらかの優劣や真偽を問うものではありません。
それぞれの歩みや姿勢の違いを整理し、お客様に安心してご理解いただくためのものです。

以下の通り、少し長めの回答となりますが、どうかご了承くださいませ。


■画期的なお箸の誕生

2015年、当店のクリエイター Mi-chan(みちゃん)が “圧倒的につまみやすい箸” を発表しました。

当時は「お箸は使いにくいもの」「慣れが必要」という常識が広く浸透しており、「箸使いがうまい・へた」という言葉が蔓延していました。
外国の方にとっては「難しくて挫折する道具」、子どもにとっては「叱られる原因」、大人にとっては「マナーの不安を伴う存在」――
そんな ネガティブなイメージ を持たれることも少なくありませんでした。

「お箸の概念を再定義したい」――

この Mi-chan の秘めた想いがカタチとなり、ひとつの画期的なお箸が生まれたのです。

実際にこのお箸を手にした仲間たちからは、「えっ!なんで?」「なんやこれ!」「なんでこんな簡単につかめるんや?」「まじで“びっくり”や!」と、
驚きの声が相次ぎ、その体験そのものを名前に込めて、「びっくり箸」 と名付けました。

そして、この画期的なお箸を世の中に広めることを Mi-chan の “今世の使命” と位置づけ、当時は民芸木工ARROWSの催事活動を通じて、
全国各地のイベント会場を中心に展開してまいりました。

こうして広まっていった 「びっくり箸」 は、その後の歩みの中で姿を変え、現在の 『魔法のお箸・あるふぁスティック』 へと進化していったのです。


■ 「びっくり箸」から『あるふぁスティック』へ ― 組織変更と商標の譲渡

さて、当店は2015年~2021年まで「びっくり箸」と呼んで販売していたお箸の名称(=商標)を、2022年に「びっくり箸α」へ、
そして現在の 『魔法のお箸・あるふぁスティック (公称:Alpha Stick)』 へと段階的に、公式に変更いたしました。

この名称変更の背景には、当店が2022年から本格的に始めた、他業種との連携や海外展開といった “新しい挑戦” があり、

従来の名前では私たちが描く未来を十分に表現できなくなってきたことにあります。

そのため、次のステージにふさわしい姿へと進化させるために、2022年1月に組織変更を行い、「あるふぁちーむ合同会社」を設立。
同年、商品名(=登録商標) を一新しました。

あわせてその過程で、当店のクリエイター Mi-chan(みちゃん)が築き上げてきた お客様とのつながりを含む販売体制やノウハウ、
さらに2016年より継続的に保有・管理していた 「びっくり箸」の “商標権” を、 ご縁のあった ARROWSさんに正式に引き継ぎました。


■ 変わらず守り続けている本質

もちろん、この組織変更の際、「特許権」を譲渡したわけではありません。

当店は “製品の仕様” や “商品そのもの” を手放したのではなく、あくまで、お箸の名称変更に伴い使用しなくなった “登録商標” と、
それに付随する販売体制やノウハウだけをお譲りいたしました。

そのため、当店が2015年~2021年まで「びっくり箸」と呼んで販売していたお箸は、当時と変わらぬ仕様のまま、
現在は、あるふぁスティックの 『スタンダードシリーズ』 へとリブランドし、 “進化の入口” として、引き続き安心して手に取っていただけます。
また、当然のことですが、商品の卸し先様や委託販売先にも 『魔法のお箸・あるふぁスティック』 として現在は納品・ご提供しており、
海外への発送やインバウンドの多い会場では 『Alpha Stick』 と表記しています。

一方、現在流通している『びっくり箸』は、上述の経緯を経て、“2022年9月から正式に” ARROWSさんの登録商標として展開されています。
そのため、取り扱う商品や製品の仕様、販売・ブランド管理の体制、さらには責任の所在も含めて、現在は当店の管理下にはないのです。
つまり、当店に『あるふぁスティック』はあれど、『びっくり箸』はもう存在しないのです。

(※商標に関する公的な情報は、特許庁公式データベース 「J-PlatPat」 https://www.j-platpat.inpit.go.jp/ でもご確認いただけます。)



■当店の一貫した取り組み

繰り返しになりますが、当店は2022年に “製品の仕様” や “商品そのもの” を譲渡したわけではありません。
あくまで、使用しなくなった「びっくり箸」という “名前” と、それに付随する販売体制やノウハウをお譲りしたに過ぎません。

当店の 『あるふぁスティック・スタンダードシリーズ』 は、2015年に「びっくり箸」というネーミングで誕生し、クリエイター Mi-chan が商標を出願。
2016年に正式に “商標権” を取得・保有し、ARROWSさんに譲渡するまでの約7年間、一貫して管理してきました。

2022年に商品名(=登録商標)を公式に変更しましたが、素材・設計・加工・技術のすべては、2015年から現在に至るまでずっと、
福井県の同じ職人さんと協力しながら作り続けています。
だからこそ、誕生から約10年経った今でも、変わらず “同じ仕様” でお届けできるのです。


■混同を避けるひとつの手がかり

もしARROWSさんが現在、当店の 『あるふぁスティック・スタンダードシリーズ』と “同じ仕様” のお箸を仕入れていて、
それを『びっくり箸』の名称(=商標)で販売している場合には、
“あるふぁスティックのスタンダードシリーズと、今のびっくり箸は、名前は違っても同じお箸です” と言えます。


一方で、もし商品名(=登録商標)をお譲りしたあとに、ARROWSさんが “別の仕様” のお箸を仕入れていて、
それを『びっくり箸』として販売している場合には…
“3年前まで当店が販売していたびっくり箸やびっくり箸αと、今のびっくり箸は、違うものです” ということになります。


いずれにせよ、この点については当店では確認や介入ができない部分ですので、何卒ご理解くださいませ。



■ブランドの歩みと役割を知ることが、安心への手がかりです

当店の「あるふぁスティック」には、『スタンダードシリーズ/プラチナムシリーズ』 という仲間に加えて、
現在、当店がプロデュースしているアートブランド 「Ma&Mi(マーアンドミー)」 から生まれた、『Ma&Miシリーズ』があります。
この『Ma&Mi』の世界観は少しずつ育ち、2023年にはありがたいことに「おもてなしセレクション」を受賞し、外部からの評価もいただきました。
さらに2025年6月には、大阪・関西万博でも販売を行い、多くのお客様に手に取っていただきました。

こうした歩みも、お客様に安心して 「あるふぁスティック」 を選んでいただける理由のひとつになっているのだと感じています。
(私たちは親しみを込めて、現在は “マーアンドミーのあるふぁスティック” と呼んでいます。)

とはいえ、当店の 『あるふぁスティック・スタンダードシリーズ』 と、現在流通している 『びっくり箸』 は、まだまだ混同されやすい状況にあります。
これはどちらの製品が良い悪いという話ではなく、むしろ関わる者すべてが、きちんと誤解や混乱を生まないようにすることが大切だと痛感しています。
ですから、当店はこうして、公式に説明をさせていただいております。

いずれにせよ、最終的には 「ご縁あって手にされたお箸こそ、その人にとっての最高の一本」 だと私たちは思っています。

そのうえで――なぜ当店があえて明確に 「びっくり箸はありません」 とお伝えしているのか。
それは製品そのものではなく、その周辺にある取り組みや姿勢に、分かりやすい違いがあるからです。


■当店の活動の独自性

当店(あるふぁちーむ合同会社)は、“お箸に特化したメーカー” として 「あるふぁスティック」 の卸・委託販売やフランチャイズ展開を行っています。
同時に、“神戸発のアートブランド” 『Ma&Mi(マーアンドミー)』 をプロデュースし、デザイナー Ma-chan(まちゃん)を筆頭に、
クリエイター Mi-chan(みちゃん)と共に、少し変わった唯一無二の世界観を形にしています。
(公式サイトはこちら → https://www.ma-mi.fi/

現在は、Mi-chan が世界で初めて考案した “スティックアート” の魅力を、国内外に向けて発信する活動も行っており、
お箸の販売だけでなく、各種イベント会場やマルシェにて 「世界にひとつだけの “体験型のお箸”」 が作れるワークショップなども開催しています。

いわば、当店の取り組みや姿勢は、“お箸屋さん”というよりも、“アーティスト”や“イノベーター”としての活動に近いものです。
そして、その活動の象徴として、お客さまとMa&Miの世界観をつなぐ “架け橋” となっているのが、『魔法のお箸・あるふぁスティック』です。


■伝統とのつながり ― えびす箸の奉納

また、当店の 『スタンダードシリーズ』 の中には、デザイナー Ma-chan が “月読み” をイメージしてデザインした 「六角箸スカイライン」があります。
このお箸は、福の神「えびす様」の総本社として知られる西宮神社で、毎月10日に行われる「招福縁日 十日市」にて、
『えびす箸』 として奉納頒布している特別な一本です。

西宮神社は全国に約3,500社ある「えびす神社」の総本社として知られ、古くから「商売繁盛」「家内安全」を願う参拝者でにぎわってきました。
その由緒ある場所で、現代の暮らしに寄り添う 『あるふぁスティック』 を奉納頒布できていることは、私たちにとっても大きな意味を持ちます。

“幸運をつかんで離さない縁起箸” として、十日市では多くの参拝者にご好評をいただき、遠方から 『えびす箸』 を求めに来られる方も少なくありません。
「ご自身の縁起物として」 「大切な方への贈り物として」 手にしてくださるお客様が多いのも特徴です。

地域の伝統行事と結びつきながら、現代的なデザインと機能性を持つお箸を通じて “福をお届けする” こと。
それは、単なる道具を超えた “文化と日常をつなぐ役割” を担えているのだと、私たちは誇りを持っています。


■スタイルによる使命と方向性の違い

世にある商品を厳選して仕入れ、自社のブランド力を活かして、お客様に正しくお届けするのが、小売店の大切な役割と使命。
世にある商品に付加価値を加え、新しい形で世に送り出すのが、クリエイターやブランドメーカーの重い責任と使命。

ARROWSさんは、長きにわたり民芸市や木工市、物産展などを中心とした大型催事で活躍されてきました。
豊富な販売経験を活かし、現在は “びっくり箸のアローズ” というキャッチコピーを掲げ、一貫した姿勢で催事活動を続けておられます。
数ある商品群の中でも、現在は『びっくり箸』が主力商品であるということを明確に打ち出しており、広くお客様に届けておられます。
これはARROWSさんの長年のブランド力と経験、そして小売のプロフェッショナルとしての強みだと感じています。

一方、私たちは後者として、“お箸” そのものを超えて、“世界観・アート・体験” を丸ごとのせてお届けしています。

このように、小売店とメーカー、販売するものと創造するもの――
それぞれ歩んでいる方向性も、ブランドの育て方も、ものづくりや知的財産への関わり方も、さらには注いでいる愛情のかたちも異なります。


■結論:同じものなのか、違うのか?

さて、ここまで様々な角度からご説明をさせていただきました。

しかしながら、結局のところは、ARROWSさんが現在販売されている 『びっくり箸』 の製品情報が不明であるため、
お箸そのものに関して言えば、ハッキリと断定することはできません。

先述のとおり、当店からお答えできるのは以下のことです。

●もしARROWSさんが、当店の 『あるふぁスティック・スタンダードシリーズ』と “同じ仕様” のお箸を仕入れ、
 それを 『びっくり箸』 という名称(=商標)で販売をしているのであれば、
 「名前は違っても、同じお箸です」 と言えます。


●一方で、もし “別の仕様” のお箸を仕入れて 『びっくり箸』 として販売されているのであれば、
 「当店がかつて販売していた “びっくり箸” や “びっくり箸α” とは異なるものです」 となります。


つまり、現時点でお伝えできる最も正確な答えは――

当店の 『あるふぁスティック・スタンダードシリーズ』 と、現在ARROWSさんから販売されている 『びっくり箸』 は、
「異なるブランドに属する、見た目や特徴が似ているお箸」 として整理するのが自然だということです。

ちなみに、もし前者(=同じ仕様の場合)であれば、Mi-chan(みちゃん)の “今世の使命” に通じる同志として、
さらには、Ma-chan(まちゃん)の “創造を支える想い” の共感者として、とても頼もしく、また嬉しく想っております。

なお、『プラチナムシリーズ』 や 『Ma&Miシリーズ』につきましては、びっくり箸とは異なる流れの中で新たに誕生し、
“アートブランドとしての発展” を軸に育まれてきた、『Ma&Mi』 独自のシリーズです。
そのため、これらは今回の比較の対象にはなりません。


■最後に

本来なら、こんな説明も不要だと思ってますし、しなくても良い日がくると信じています。
しかし 「マーアンドミーのあるふぁスティック(Alpha Stick)」 が大阪・関西万博に出店したあと、ありがたいことに注目をいただいた反面、
他社製品との誤認や誤解、特に現在流通している『びっくり箸』との混同が増えている現状を、公式にお伝えせざるを得なくなりました。

ですから、こうした違いを踏まえたうえで、私たちはあえて明確にお伝えしています。

当店に『びっくり箸』はありません。

今はこれらの認識を再構築し、この先も起こりうるであろう混乱を避けるため――
そして何よりも 「ブランドを守る盾」 として、この説明を置かせていただいています。
( 訳あって、こんな説明も残してます。とほほ… 。)

Q. なぜ「魔法のお箸」と呼んでるんですか?

なぜでしょう…?だれがいつ言い始めたのでしょう…?
結局のところ、使った人がみんなそう感じてしまうから――なのかもしれません。
今世が終わるまでには、もう少し納得のいく答えを見つけたいと思っています。

Q. Ma&Miって何? まちゃん・みちゃんって誰?

近ごろ調子に乗っているとウワサのデザイナーとクリエイターが立ち上げたアートブランドです。
あまり詳しく知らないほうが賢明かもしれません。
(でも、気になったらイベント会場でそっとのぞいてみてください。)